見えない世界を、可視化する技術。
「電磁波レーダ」の時代から、世界標準の「iRadar」へ。
株式会社計測技術サービスが、コンクリート非破壊検査の常識を覆すプロジェクトを始動。
建築と土木を横断し、社会基盤を総合的に診断する新たな技術体系——
最新型探査機『ADSPIRE 02』誕生。
内部の鉄筋探査・埋設物調査において、従来機と何が決定的に違うのか。
現場の調査を、どう変革するのか。
そのベールに包まれた全貌は、カウントダウン終了と同時に解禁いたします
断片的に公開される情報が、やがて一つの革新へとつながる。
本ページでは、毎週新たな情報を順次公開していきます。
01 — Water Supply and Sewerage DX Technology Catalog
近年、下水道インフラの老朽化を背景に、国土交通省は重点調査の実施とともに、調査の高度化・効率化に向けた新技術の活用(DX)を推進しています。
特に、埼玉県八潮市で発生した大規模な道路陥没事故を契機に、国交省は地方公共団体へ下水道管路の「全国特別重点調査」を要請しました。目視では確認できない道路下の空洞化や管路の腐食など、これまで顕在化していなかったリスクの早期発見と、緊急度の高いエリアへの集中的な対策が急務となっています。
この喫緊の課題に対し、次世代型探査機「ADSPIRE02」が、ハンディタイプのiRadar法(電磁波レーダ法)として唯一、「上下水道DX技術カタログ」に掲載されることが決定いたしました。
本カタログは、自治体が調査・点検手法を選定する際の判断材料として活用されるもので、提案時の信頼性向上や、導入検討を進める上での後押しとなる資料です。
これにより、ADSPIRE02は単なる "提案できる技術" から、国や自治体から "採用を検討される技術" へと確固たる位置づけが広がります。
複雑な現場であっても、迅速かつ非破壊で路面下の空洞を探査・可視化できるADSPIRE02は、突発的な道路陥没事故を未然に防ぐ「予防保全」の強力なツールとなります。
今後、上下水道をはじめとするインフラ点検分野における新たな選択肢として、本技術のさらなる活用拡大が期待されます。
02 — PENETRATION DEPTH
躯体が厚いコンクリート構造物や、深層に埋設された配管の探査において、従来機では反射波の減衰やノイズによって判読が困難なケースがありました。
ADSPIRE02は、東京大学と共同開発した最先端のデジタル信号処理技術をさらに強化。深層ノイズを効果的に抑制し、これまで到達が難しかった深部の反射波をよりクリアに可視化することに成功しました。
これにより、表示レンジを最大900mmまで拡大し、鉄筋の奥に隠れた深部埋設物や空洞の識別性が大幅に向上しました。複雑な多層配筋の現場においても、探査技術者の見落としリスクを極限まで低減し、より確信を持った現場判断と高精度な診断を強力に支援します。
03 — NEW AUTHORIZATION
国土交通省が推進する「NETIS(新技術提供システム)」「点検支援技術性能カタログ(橋梁・トンネル)」および「上下水道DX技術カタログ」において、ADSPIREシリーズはこれまでの3種のデータベースに掲載され、多くの建築物・土木構造物の維持管理現場で高い評価を得てきました。
そしてこの度、ADSPIRE02のリリースに合わせ、新たにもう1つの主要分野への追加掲載が決定いたしました。
これにより、1台のハンディ型レーダ探査機で国土交通省が推進する主要な4つの技術カタログを網羅し、用途ごとに複数機器を導入するコストを削減し、幅広い現場で効率的な非破壊検査を実現する圧倒的な汎用性を提供します。
詳細な掲載時期につきましては、改めてご案内いたします。
04 — COLOR VARIATION
ADSPIRE02のリリースを目前に控え、私たちは最後のひとつだけ、答えを出しきれずにいます。
それは、本体を彩る「カラー」。
開発チームで議論を重ね、現場での視認性・所有感・道具としての佇まいを踏まえ、4色まで絞り込みました。しかし、どの一色も甲乙つけがたく──最終的な一色は、現場で実際に手にしてくださる皆さまに委ねたい、という結論に至りました。
性能・機能は4色とも完全に同一です。だからこそ、「自分の現場に置きたい一台」を、直感のままに選んでください。
最も多くの票を集めた一色が、ADSPIRE02の発売カラーとして採用される可能性があります。
製品づくりの、最後の一筆を。ぜひ、ご一緒に。
あなたが選ぶ、ADSPIRE02のカラーは?
ご投票ありがとうございました。
あなたの一票を、しっかり受け取りました。
投票結果は、ADSPIRE02 リリース時に採用されるかもしれません。
どうぞお楽しみに。
05 — DELAMINATION DETECT
鉄筋・電線管の位置確認に加え、コンクリート内部の「浮き・剥離」も検知。 東京大学との共同開発による最先端デジタル信号処理で、 クリアな波形表示とノイズ低減を実現します。
コンクリート内部の鉄筋・配管・空洞探査における精度向上と、現場での迅速なデータ解析を実現。取得データの高精細な3D可視化や自動報告書作成機能などにより、調査から報告までの業務プロセスを大幅に効率化します。
施工前の確実な内部探査により、あと施工アンカー打設やコア抜き(穿孔)作業時の鉄筋・埋設管の切断事故を未然に防止。現場の安全管理を徹底し、手戻りによる工期遅延や補修コストの発生リスクを最小限に抑えます。
老朽化した橋梁やトンネルなど、コンクリート構造物の内部欠陥・劣化状況を非破壊で高精度に診断。インフラの長寿命化に向けた点検業務や、精緻な構造計算・補修計画の策定を強力にサポートします。
橋梁、トンネル、上下水道施設など、地域を支える公共インフラの予防保全・維持管理に貢献。目視では確認できない内部の空洞や鉄筋の腐食状況を可視化し、安全で持続可能な公共施設マネジメントを実現します。
コンクリート内部に埋設された電線管(CD管)や水道管・ガス管などの深部配管位置を正確に把握。複雑な配管ルートの特定をスムーズに行い、躯体を傷つけない安全かつ効率的な設備改修・配管工事を実現します。
既存図面がない建物のリノベーションや耐震補強工事における事前調査に最適です。既存の鉄筋や埋設物との干渉を事前にチェックし、構造耐力を低下させない安全で確実な改修プランの立案に寄与します。
壁面やスラブ(床面)への配管・配線用スリーブ開口時における、活線ケーブルや重要配管の切断事故を徹底防止。目視できない障害物を確実に回避することで、重大な設備損傷や通信障害リスクを排除します。
道路舗装内部の空洞化による陥没事故の未然防止や、鉄道トンネルの覆工コンクリート・橋梁床版の高度な劣化診断に。日々の交通網の安全を支える、より深く高解像度な調査・解析データを提供します。
| 製品名 | ADSPIRE 02 |
|---|---|
| 発売時期 | 2026年7月(予定) |
| 価格 | 未定 |
| 機能拡張 | ソフトウェアアップデート(有償)により、導入後も継続的な機能追加に対応し、常に最新の探査性能をご提供します。 |