計画的な点検と早期把握
- 下水道取付管の計画的な点検
- 取付管周辺の空洞兆候の可視化
RESEARCH REPORT
研究資料(下水道管路周辺の空洞調査システム(技術検討中))
道路の下に潜む空洞を、
陥没につながる前に。
株式会社計測技術サービスは、アロン化成株式会社と連携し、下水道管路周辺に生じる空洞の早期把握を支援する調査システムを技術検討しています。地上から状態を把握しにくい取付管周辺を対象に、管周辺の状態、管路内の異常、管路の位置・経路に関する情報を整理・可視化し、点検の高度化と計画的な予防保全につなげることを目指しています。
複数の取付管から流れ込む下水を集め、下流の管路や処理施設へ送る中心的な管路です。一般的に道路の地下に敷設されています。
家庭や事業所、宅地などから排出される下水を、道路下に埋設された下水道本管へ導く管路です。
BACKGROUND & ISSUES
全国の下水道管路の総延長は、令和6年度末時点で約 50万km に達しています。
標準耐用年数50年を経過した管路は約 4万km で、総延長の約7%です。
今後は急速に増加し、10年後には約11万km(約22%)、20年後には約23万km(約45%)に達する見込みです。
出典: 国土交通省「下水道の維持管理」
下水道管路に起因する道路陥没は、以前から全国各地で発生しています。
今後、標準耐用年数を経過する管路が急増することで、道路陥没のリスクがさらに高まることが懸念されています。
2025年1月には、埼玉県八潮市で大規模な道路陥没事故が発生しました。事故を未然に防ぐためには、管路の異常だけでなく、管路周辺に形成される空洞を早期に把握し、予防保全につなげることが重要です。
下水道管路施設に起因する道路陥没の原因箇所は、本管およびマンホール(人孔)が約 30% 、取付管および公共ますが約 70% を占めるとされています。
本技術では、原因割合の大きい取付管とその周辺に焦点を当て、管路周辺の空洞を早期に把握するための技術検討を進めています。
※割合は掲載資料に基づく参考値です。
国土交通省が実施した下水道管路の全国特別重点調査では、令和8年2月末時点で、次の結果が公表されています。
出典: 国土交通省「下水道管路の全国特別重点調査の結果を公表します」 (令和8年2月末時点)
展示会の詳細は、 下水道展’26東京 公式サイト および アロン化成株式会社の展示案内 をご確認ください。
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